第2部「大量殺人」2部 大量殺人守川の家 守川 10時41分 B組の守川が布団に寝ながらメールを打っている。 「・・・あ、ドゥン(B・小橋)にも計画んこと言わなきゃ」 守川はそう思い、布団から出て家の電話の子機を取る、そして連絡網を見ながらB組の小橋の家の電話番号を押す 『・・・・ポーーン・・・お客さまのお掛けになった番号は、現在使われておりません・・・』 「・・・・・あれ。番号間違えたか・・・」 もう一度連絡網を見ながら番号をプッシュする、何回も番号を見直した 「・・・おし、合ってる」 『・・・・ポーーン・・・お客さまのお掛けになった番号は、現在』 【ガチャッ】 「番号は間違えてない・・・番号変えたのか・・・あいつんち」 守川はそう思った 「・・・っしゃぁーねぇな。携帯に掛けっかぁ」 自分の携帯を手に持ち小橋の番号に掛ける 『・・・・こちらはNTTドコモです、お客さまのお掛けになった番号は、現在使われておりません。もういち』 【プツッ】 携帯を切った 「な・・・なんでだょ・・・昨日掛けたら出たじゃねぇーかょ・・・なんでだよ・・・」 守川は焦っている、昨日掛かったはずの小橋の番号が掛からないから 「どういう事だ・・・・・・」 守川は考えた・・・・ けど1日懸かってもわからなかった・・・次の日も結局小橋に連絡は着かなかった・・・ Did you die....? 2005年 3月 21日 月曜日 加藤の家 加藤 05時34分 加藤はなぜかこんな早い時間に目が覚めた。 「・・・はぁ、5時半かぁ・・・」 加藤はのそりと起き上がり、着替えを始める 42分に着替えが終わり、リビングに行く 加藤は財布とナイフをポケットに入れ、食パンを1枚を食べて家を出た05:49分 ・・・このとき、携帯を忘れていた 西中学校校庭 加藤 05時57分 「お、けっこう来てるじゃん・・・」 加藤は校庭を見渡す 「・・・何?なんかヘリがある、スゲ」 加藤は守川を見つけ、守川のとこに走っていく 「・・・ぉ、あぁ!宅ちゃん!来た・・・良かった」 「丸子は?」 「来てるょ、あそこ」 守川は丸元の方を指差す 守藤が丸元に近付こうとしたその時 「はい、みなさん少しこちらを向いてもらえますかね」 1人の男が手を叩きながら校内から出て来た 「だ、誰だょ・・・」 加藤が小声で守川に言った 「わかんね・・・」 「ほぉ・・・これだけ集まりましたか・・・・優秀です」 その男は薄く笑った 「では先に私の紹介を・・・私は連盟国議会第2番隊王座大臣'立花 浪紅'(たちばな ろうく)です。お御お知りを・・・では、3ーA男子から順に呼んで行きます。自分の名前が呼ばれたら、挙手して返事をしてくださいね。では・・A組1番秋長太子くん」 「・・・・・・・はい」 秋長が挙手をし、返事をした ーーーーーーー 「D組42番吉那賀満里さん・・・・は、いないようですね」 立花は見渡した 「・・・よし、終わりですね。えっと参加者は51人ですね・・・・・あ、あと。ここにいない友達はみなさん死にましたので・・・了解を」 「どういう事ですか!?」 A組の植杉が言った 「それはですね、このゲームに参加しなかった友達はみなさん殺させてもらいました『参加しない』という電話があった途端に軍人が出動して、その友達の家まで行って殺害させてもらいました」 立花は歯を見せて笑った 生徒達は立ち上がり口論しようとした 「おっとっと・・・あなた達に反論の余地はありません」 立花は右手を広げた 【ジャキジャキジャキッッッッ!!】 すると軍兵のような格好した者達が生徒達に銃を向けた 「・・・・クゥッ!」 生徒達は嫌々その場に座り直した 「そういう事です。ではみなさん。クラス順でヘリに乗ってください、会場は違う場所です、そこまでヘリで行きますので、ハイ」 立花が手をヘリに向けて言った 「・・・・」 生徒達は仕方ない様子で立ち上がり、ヘリへと向かう 【ゴトッ】 秋長がヘリに足を乗せると、少し上下に揺れた、みな始めてのヘリであろう。しかしうかれ騒ぐ事は無かった・・・ 4クラス全員がヘリに乗り込むと、扉が閉まりプロペラが音を立てて回り出す 「・・・・フフッ、みんな良い子だ・・・・ちゃんと刃向かわなかった・・・"グラス王"、あんたの判断は間違ってなかったようだな・・・よう、ホントにあんたはこれで良いのかよ・・・くそっ・・・・」 立花が今までに無い顔と口調でこう言って、ヘリに乗り込んだ。 ーーーABCD組と軍事のヘリ2台、合計6台のヘリはある1つの島に向かって飛び立った・・・ |