028908 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

第2部「大量殺人」

2部 大量殺人





守川の家  守川   10時41分
B組の守川が布団に寝ながらメールを打っている。
「・・・あ、ドゥン(B・小橋)にも計画んこと言わなきゃ」
守川はそう思い、布団から出て家の電話の子機を取る、そして連絡網を見ながらB組の小橋の家の電話番号を押す
『・・・・ポーーン・・・お客さまのお掛けになった番号は、現在使われておりません・・・』
「・・・・・あれ。番号間違えたか・・・」
もう一度連絡網を見ながら番号をプッシュする、何回も番号を見直した
「・・・おし、合ってる」
『・・・・ポーーン・・・お客さまのお掛けになった番号は、現在』
【ガチャッ】
「番号は間違えてない・・・番号変えたのか・・・あいつんち」
守川はそう思った
「・・・っしゃぁーねぇな。携帯に掛けっかぁ」
自分の携帯を手に持ち小橋の番号に掛ける
『・・・・こちらはNTTドコモです、お客さまのお掛けになった番号は、現在使われておりません。もういち』
【プツッ】
携帯を切った
「な・・・なんでだょ・・・昨日掛けたら出たじゃねぇーかょ・・・なんでだよ・・・」
守川は焦っている、昨日掛かったはずの小橋の番号が掛からないから
「どういう事だ・・・・・・」
守川は考えた・・・・
けど1日懸かってもわからなかった・・・次の日も結局小橋に連絡は着かなかった・・・

Did you die....?

2005年 3月 21日 月曜日

加藤の家  加藤   05時34分
加藤はなぜかこんな早い時間に目が覚めた。
「・・・はぁ、5時半かぁ・・・」
加藤はのそりと起き上がり、着替えを始める
42分に着替えが終わり、リビングに行く
加藤は財布とナイフをポケットに入れ、食パンを1枚を食べて家を出た05:49分
・・・このとき、携帯を忘れていた

西中学校校庭  加藤   05時57分
「お、けっこう来てるじゃん・・・」
加藤は校庭を見渡す
「・・・何?なんかヘリがある、スゲ」
加藤は守川を見つけ、守川のとこに走っていく
「・・・ぉ、あぁ!宅ちゃん!来た・・・良かった」
「丸子は?」
「来てるょ、あそこ」
守川は丸元の方を指差す
守藤が丸元に近付こうとしたその時
「はい、みなさん少しこちらを向いてもらえますかね」
1人の男が手を叩きながら校内から出て来た
「だ、誰だょ・・・」
加藤が小声で守川に言った
「わかんね・・・」
「ほぉ・・・これだけ集まりましたか・・・・優秀です」
その男は薄く笑った
「では先に私の紹介を・・・私は連盟国議会第2番隊王座大臣'立花 浪紅'(たちばな ろうく)です。お御お知りを・・・では、3ーA男子から順に呼んで行きます。自分の名前が呼ばれたら、挙手して返事をしてくださいね。では・・A組1番秋長太子くん」
「・・・・・・・はい」
秋長が挙手をし、返事をした

ーーーーーーー

「D組42番吉那賀満里さん・・・・は、いないようですね」
立花は見渡した
「・・・よし、終わりですね。えっと参加者は51人ですね・・・・・あ、あと。ここにいない友達はみなさん死にましたので・・・了解を」
「どういう事ですか!?」
A組の植杉が言った
「それはですね、このゲームに参加しなかった友達はみなさん殺させてもらいました『参加しない』という電話があった途端に軍人が出動して、その友達の家まで行って殺害させてもらいました」
立花は歯を見せて笑った
生徒達は立ち上がり口論しようとした
「おっとっと・・・あなた達に反論の余地はありません」
立花は右手を広げた
【ジャキジャキジャキッッッッ!!】
すると軍兵のような格好した者達が生徒達に銃を向けた
「・・・・クゥッ!」
生徒達は嫌々その場に座り直した
「そういう事です。ではみなさん。クラス順でヘリに乗ってください、会場は違う場所です、そこまでヘリで行きますので、ハイ」
立花が手をヘリに向けて言った
「・・・・」
生徒達は仕方ない様子で立ち上がり、ヘリへと向かう
【ゴトッ】
秋長がヘリに足を乗せると、少し上下に揺れた、みな始めてのヘリであろう。しかしうかれ騒ぐ事は無かった・・・
4クラス全員がヘリに乗り込むと、扉が閉まりプロペラが音を立てて回り出す
「・・・・フフッ、みんな良い子だ・・・・ちゃんと刃向かわなかった・・・"グラス王"、あんたの判断は間違ってなかったようだな・・・よう、ホントにあんたはこれで良いのかよ・・・くそっ・・・・」
立花が今までに無い顔と口調でこう言って、ヘリに乗り込んだ。
ーーーABCD組と軍事のヘリ2台、合計6台のヘリはある1つの島に向かって飛び立った・・・








© Rakuten Group, Inc.